安城市桜井町 M様part1(基礎まで)

2023.07.18

建築予定地の縄張り(建物の大きさを実寸で地面に縄を張ることです)でお客様に位置を確認していただき、
スクリューウェイト貫入試験で地盤の強さを測り、地盤改良が必要かどうかの計算をします。
 

地盤改良が発生したので、全部で50カ所位置を出しました。黄色と青色の違いは改良杭を仕上げる
高さの違いです。砕石の高さに合わせて外周部と内部をわかりやすいように色を変えてます。
 

地盤改良工事の施工中の写真です。
湿式柱状改良工事といって、工事現場の土と改良剤を混ぜて柱状の改良杭を作る工法です。
住宅の多くはこの工法で地盤改良が行われると思います。弊社の施工会社は仕上げがきれいな丸で
ぱっと見でもいい施工だとわかります。
       

弊社の基礎はベタ基礎を採用しています。ベタ基礎とは、基礎の立上り部分だけではなく床一面がコンクリートになっている基礎のことです。
面で建物を支えるので耐震性が高いのが特徴です。
また、ポリスチレンシートを一面に敷くので湿気が建物まで上がるのも防いでいます。施工の際にどうしても穴が開いてしまった箇所は、そのすべてに防水テープを貼ります。
コンクリートが15㎝と厚いのでシロアリの被害も防ぎやすくなっています。
     

ベースコンクリートの打設後の写真です。
弊社の躯体コンクリートは2工程です。なので、ベースコンクリートと立上りコンクリートで打ち継ぎ部分が発生します。
打ち継ぎ部分は仕上げの地盤より上げて、外回りには止水処理をします。
左)給排水配管の写真で、給水管は実管ではなくさや管を使用しています。長期優良住宅では必須だったはず。
真ん中)基礎の中にたまった水を外に出すパイプです。外壁工事が始まるまでは基礎の中に水が入る可能性があるからです。最後には埋めます。
右)HSS金物工法でのホールダウン金物です。基礎から70㎝~80㎝も出ないのでスッキリしてますが同等の強さです。
  

立上りコンクリートの上に天端レベリング材を流して基礎完了です。
この工法が一般的だと思いますが、天端レベリング材とはメーカー規定の配合で施工すると施工者にもよるんですが、
ほとんど水平になる材料です。水ではないので完璧に水平ではないですが、建築には十分な水平が出ます。
乾いたら基礎の型枠を外して完成です。
  

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