こんにちは!現場監督夫婦のエヌスタイルズです。

5月も終盤を迎え、まもなくジメジメとした「梅雨」の季節がやってきます。 「家の中がなんとなくカビ臭い」「クローゼットの服が湿気っぽい」といったお悩みが増える時期ですが、実は「梅雨に入ってから対策するのでは遅い」ということをご存知でしょうか?
今回は、数多くの家を建て、住まいの裏側まで知り尽くした「建築のプロ」の視点から、梅雨入り前の今だからこそ絶対にやっておくべき2大エリア(床下・クローゼット)の湿気対策をお届けします。
なぜ「梅雨入り前」の対策が重要なのか?
カビの胞子は、室内の湿度が60%を超え、気温が20〜30度になると一気に増殖を始めます。梅雨が始まってから慌てて除湿剤を置いても、すでに空気中に広がった湿気とカビを抑え込むのは大変です。まだ空気が比較的カラッとしている「5月末の晴れの日」こそ、家全体の湿気貯金をリセットする絶好のチャンスなのです。
対策エリア①:住まいの土台を守る「床下」のチェック
一般の方が普段あまり目にすることのない「床下」ですが、実は家全体の湿気環境を左右する最も重要な場所です。基礎の内側に湿気が溜まると、フローリングのベタつきだけでなく、最悪の場合は木材を腐らせる原因にもなります。
【プロのアドバイス:床下換気口を塞いでいませんか?】 昔ながらの工法のお住まいの場合、建物の外周に「床下換気口」という四角い空気の通り道があります。この前に物置やプランター、ゴミ箱などを置いて空気の流れを遮っていませんか? 換気口の周りを片付け、風の通り道を確保するだけで、床下の湿気は劇的に改善します。
※近年の「基礎断熱工法」の家(床下に換気口がないタイプ)の場合は、床下ではなく「24時間換気システム」が正しく作動しているかが鍵になります。床にあるガラリ(通気口)にホコリが溜まっていないか掃除しておきましょう。
対策エリア②:大切な衣類を守る「クローゼット・押入れ」
寝室や居室にあるクローゼットは、北側に配置されることも多く、家の中で特に空気が淀みやすい場所です。
【プロのアドバイス:「すのこ」の向きと除湿剤の正しい位置】 収納量は「8割」を意識し、壁や床から少し離して物を置きましょう。 床に「すのこ」を敷くのは非常に有効ですが、すのこの隙間が部屋の入り口(扉)から奥に向かって風が流れる向きになるよう設置するのがプロの技です。空気の通り道が生まれやすくなります。
また、市販の置き型除湿剤は「湿気は下に溜まる」という性質があるため、棚の上ではなく、必ず一番低い「床の隅」に設置してください。
最後に、「24時間換気」は絶対に切らないで!
平成15年以降に建てられた住宅には、法律で「24時間換気システム」の設置が義務付けられています。「電気代がもったいない」「外の湿気が入ってきそう」という理由で梅雨時にスイッチを切ってしまう方がいますが、これは逆効果です。
現代の気密性の高い家で換気システムを止めると、室内の生活湿気(料理や洗濯、人の呼吸から出る水分)が外に逃げず、あっという間に結露やカビの原因になります。梅雨時こそ、24時間換気を常に「ON」にし、フィルターの掃除をしておくことが、家を快適に保つ最大の秘訣です。
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当社の建てる家は、高気密・高断熱はもちろん、計算された独自の換気設計で「年中サラサラでカビを寄せ付けない暮らし」を実現しています。 「今の家の湿気が気になる」「リフォームで結露を解決したい」という方は、ぜひお気軽に当社の施工相談会へお越しください!
また、これから住宅の新築を検討される方、エヌスタイルズではいま「WB工法」の導入を真剣に検討しています。「WB工法」は、高気密・高断熱ではない、「呼吸する家」の作り方です。別のブログで紹介していますので、そちらもぜひ、ご覧ください。
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